シュタイフのこのテディベアは顔の部分を良く見ると額に筋があるのがお分かりだろうか、これはセンターシームと言って、コレクターの間では評価の高いアイテムになる、その訳はセンターシームがあることによって、顔の表情に憂いが表現され魅力のあるスィートフェースになるからなのである、またセンターシームテディベアは七分の一の割合しか作...
記事一覧
1906年製の世界でも数少ないシュタイフ社のプロトタイプのモデルになる、 シュタイフ社では量産化する前にこのように試験的にプロトタイプを再作して検討していたものもある、 普通量産品は中身のスタフィングがウッドウールになりハードベアの仕上がりとなるのが普通だが、 プロタイプはスタフィングは柔らかいコットン材が使用され形状...
高額なテディベアになると、絵画と同じ様にアイテムの出所や持主の所在、などの正確さが重要になる、 サザビーオークションやクリスティーズオークションなど著名な経緯を経て評価されることが多々あるように、専門家の鑑定が必要になる。 テデイベアと言う名称は商業登記がないので自由に使用できる、 ところでテディベアとはどんな基準の...
クリスティーズオークションのテディガールの落札は有名ですが、サザビーオークションでも1989年に900万円で落札されたテディベアがあります、1926年製のシュタイフで名前がハッピーと名付けられています、1980年代にTVでテディベアの話題が評価されたこともあって、ハッピーの魅力的で謎めいた表情に高額な値が付いたと思われ...
イギリス、ミュージアム所蔵1912年タイタニック号沈没で生き残った強運のテディベア、写真では判別が難しいがシュタイフベアのように見える、パッドの無い小型のテディベアだと見受けられる、シュタイフ社では後にタイタニック号の悲劇の哀悼の意を込めて限定ベア(オセロ)494体を販売しています、喪に服した黒のモヘアと涙で赤く染まっ...
1905年製のシュタイフテディベアは代表的なフォルムのアイテムになる 頭部は全体的に小さめで鼻がとがっている、耳も小さく手、足が長く四つん這いでも固定でき、背中のコブもリアルに表現された本物熊に近いフォルムになっている、シュタイフのテディベアはビックフットといって足のフェルト部分が大きめに作られている、目はブーツボタン...
このブログを読んでくださっている方にお伝えしたいことがあります、日本のテディベアファンはクラフトを目的とした方々が多くレベルも高い作品をお作りになっています、海外でもたくさんのテディベアアーティストと呼ばれる方が存在します、私もアーティストのファンです好きな作家もいます、優れた作品をお作りになる方の共通点は技術はもちろ...
伊豆のテディベアミュージアムの取材はもう何年も前になるが、テディガールの印象はいまでもよく覚えている、当日は朝早くから東京を経ちミュージアム開館前に取材に向かった天気も良かったので撮影は順調に修了した、ガールは普段ガラスの向こう側に陳列されているので一般には前からの姿しか見ることができない、アンティークテディベアは後ろ...
欧米では女児か生まれたとき、お人形を男児にはテディベアをファーストフレンドとして与える習慣がある.しかし必ずしもテディべアは男児だけのものではなく、自分より大きなベアと共に写った女児の写真のほうが多く見受けられました.テディべアは寝起きを共にした子供の良き友であり、時にはストレスの発散相手でもありました、どこか寂しげな...
この熊は名前はのび太ですが実はイギリス人です、 北海道の小樽のショップで購入しました、パスポートベアといって、 生意気にパスポートを首からぶら下げています、 とにかく顔が面白くて最近の映画のテッドみたいに眉毛が下がっています、 とぼけた表情が漫画ののび太に似ているということで家族ではのび太と呼んでいます、 彼は器用な役...
ひろこも佐藤さんのテディベア 故ひろこも佐藤さんに会ったのは大阪梅田のテディベアコンベンションでした、比較的入り口の近くでお会いすることができました、そのころ私はまだテディベア初心者でテディベアのことはよく知らなかったのですが、ひろこも佐藤さんのベアに一目惚れしてしまいました、ところが東京からわざわざ出かけて来たのにも...
ドイツではポリオで車椅子生活を余儀なくされたマルガレーテ・シュタイフが象を型取ったピンクッションで評判を得、5人の甥と共にぬいぐるみ作りを本格的に始めていました。 その一人リヒャルトの提案で、手、足、顔の動かせる熊を作り、ライブツィヒのトイショーに、出品してアメリカのバイヤーから3000体のオーダーを受けたのでした。 ...
1
2