部屋を掃除していたら
昔やっていた古物商の鑑札が出てきました
道具商になっています
古美術などとは違う登録です
この古物営業法というのは今となっては
とても曖昧な制度ですというのは
インターネットオークションが盛んになり
出品者の管理を仕切れない状態だからです
ネットオークションが発足し始めたころ
古物商の会議でネットオークションの鑑札の件を
質問したことがあります、そのときはまだインターネットオークションは
eBayしかなかった時代でしたので私の質問の意味を理解できませんでした
いまではネットワークは当たり前の存在ですが、そのころは
誰も何のことかわからない状態でした
最近のネットワークでは古物商の方も出品しているようで
古物商登録番号を明記している場合もあるようですが
ネットオークションの規定には必須の項目ではありません
ほとんどが無明記です、毎日何万という出品者なので
いちいち管理も出来ないでしょうし、必須にしたら
出品者は皆無になるでしょう
そんなことはとうの昔にわかてっていた自分でした
ネットオークションでも今後盗品やトラブルの重大な事件が発生すれば
何らかの規制が出来るかもしれません
しばらくは静観というところです
よくネットオークションの写真では真贋の判定は難しいといいますが
長年経験で養った目利きになると 例えば
アンティークシュタイフの真贋はすぐにわかります
よほど作為的に作られたものでなければ一枚の写真でも
本物か判断出来るのがプロです
その意味ではネットオークションでも真贋の鑑定依頼を設定する
機能があっても良いかもしれません、でも実際有料鑑定となると
いろいろ問題山積です
ということで運営者Yahooの静観というところです